“乱世”に逃げ込みたいところ…『極楽浄土』らしい…(;一_一) [文系っぽいお話]
前に日本史を学生さんと一緒に勉強したのですが、『文化』に入ってなかなか面白い発見がありました
古代から始まって、世の中の移り変わりのいわゆる“乱世”になると、古代・中世問わずに、『浄土信仰』が流行る傾向があるようです。
浄土信仰を平たく言ってしまうと、
「この世はいやなことばかり、だから一日も早く死んで西方極楽浄土に行きたい。」
という事だそうです。(私が言っているのではありません。悪しからず。)
その証拠に、浄土信仰の開祖は、『早く死にたい』と松の枝に縄をくくりつけて“首をくくった”と言い伝えられています。実際には松の枝が折れて地面にたたきつけられ、悶え苦しんで数日後に他界したそうです…
そんな“浄土信仰”がなぜ乱世にはやるのか
その答えは前述の、「…、早く極楽浄土に行きたい。」にあるようです。
確かに、乱世というのは怖いですからね。守ってくれるべき国家が崩壊し、盗賊などが我が物顔で村を出入りするのですから。
「こんな世の中いやダーッ」
と思うのは無理からぬことでしょう。このような事実からも、“浄土信仰”を求める心の元には【現実逃避】があると言われています。
【現実逃避】の最たるものが【自殺】です。
さっきの“浄土信仰の開祖”が自殺をしたがったのも当然の帰結といえるでしょう。
しかし、【自殺】は【殺人】ですから、決してやってはいけません
何だか今回は神妙な話になってしまいましたが、目の前の困難から逃げることなく頑張ってまいりましょう
自分の周りに必ず見方はいますからね
2013-05-21 16:37
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0